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【WiiソフトDL版の基本について】

・WiiUメニューのアイコンから直接起動ができる。
　単純にWiiモードを起動させる一手間が減った。
　逆にいうと、Wiiモードからは起動ができない。（チャンネルが表示されない）

・WiiUのソフトとしてではなく、あくまでWiiソフトとしてゲームを起動するようす。
　基本的にWiiモードを間借りする形でWiiソフトそのままを再現していて、特にWiiU向けに調整されてる様子はない。
　ネイティブ出力解像度もＳＤ時代のままのようだ。
　（WiiU本体の出力設定に合わせてアップスケーリングされる）
　
　WiiUGamePadで見るとそれほど気にならない。
　

・説明書がＰＤＦ形式のオンラインマニュアルっぽい。
　起動するときに説明書へのリンクがある。　読めるようになるまで少し時間がかかることが多い。
　当時の説明書をそのままスキャンしてあるため、電子説明書の無かった時代の面影があってよろしい。
　しかし、画面外の画像データをすぐに破棄するため、ページをつまんで動かすと少しのあいだ余白を目にすることになる。
　拡大して見ることが大半だからこの仕様はいただけない。　せめて同一ページぐらいは保持して欲しかった。
　さらに、起動時にしか説明書が見られないため、ゲーム中に説明書を見ながら理解しつつプレイするということができない。
　ゲーム中にHOMEボタンを押してもWii当時の「Wiiメニューへ　リセット」の二択しかないのもイタイ。
　

・クラシックコントローラ対応ソフトはGamePadのみで遊ぶことも可能（らしい）
　スーパーマリオギャラクシー２はWiiリモコン必須なので、GamePadのみで遊ぶことはできなかった。
　一応、GamePadのセンサーバーに対してWiiリモコン反応を確認。
　（Wiiのソフトなんだから、できて当然なのだろうが）

・HOMEボタンから（Wiiメニューへ戻る）を選ぶとWiiUメニュー（ユーザー選択）に戻る。
　ここはWiiUかWiiメニューのどちらにもいけるようにして欲しかった。
　ついでに説明書へのリンクもあると良かった。（Wiiモードでは読めない可能性もあるが）

・セーブデータはWiiUではなく、Wiiモード上のファイルとして管理される。（インストールデータはWiiU上で管理される）
　そのためWiiUのユーザーごとのセーブデータは作られない。
　削除するときはWiiモードのファイル管理画面を起動することになる。
　利点としては、元々そのWiiディスクソフトのセーブデータが有る場合、そのまま引き継げるらしい。


【その他気になるところ】
結局Wiiモードを使っているわけなので、WiiU GamePadの電源ボタンでWiiU本体の電源を落とすことができない。
（Wiiモード中は、Wiiリモコンの電源ボタン長押しでならWiiU本体の電源を落とすことができる）
これはWiiリモコン必須のマリオギャラクシー２だからなのか、クラコン対応ソフト･･･つまりGamePad単体プレイ可能のソフトでもこの仕様なのかで明暗が分かれる。

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まとめ。

・WiiソフトとWiiモードをWiiUメニューから同時に起動してる。（Wiiモードからは起動できない）
・ソフトによってはGamePad単体での操作ができる（予定）
という認識でいいと思う。
ニンダイで言ってたように、あくまでWiiUメニューから起動できるよう【再構成】されただけのものであり、バーチャルコンソールのように「いつでも中断」や「まるごと保存」ができるわけではないのが残念。

他社で言うと、PS3のPS1アーカイブスに近い感覚だと思ってくれればいい。

利点としてはダウンロード版のため光ディスクなしで起動可能、Wiiモードのセーブデータをまるごと引き継げる、クラコン対応ならGamePad単体でもプレイ可能。　ぐらいか。

個人的にはバーチャルコンソールのように中断機能などがあれば嬉しかったのだが･･･。

しかし、ゲームソフトそのものの魅力は変わらないはず。
WiiのディスクソフトがWiiUでダウンロード販売されるようになったということが今回の最大のメリットといえる。

光ディスクを取り替えるのは面倒だなぁと思う人や、過去の名作に触れるチャンスが無かった人には嬉しいサービスだと思う。