超がつくほどひさしぶりのブログです。

でも今回はゲームに関することではなく、個人的なお気持ち表明という感じなのです。

このあいだライブ配信中に（いつのまにライブ配信なんてするようになってたんだ？！って感じでしょうが）あるリスナーからこんなことを聞かれました。

「​志村けんさんが亡くなってどう思いますか僕わ悲しいです」

という質問？に対し、自分が返したのは
「なんでそんな悲しいこと言うの？ 悲しいと思うなら言わないで」
というものだった。

もちろん自分だって志村けん氏が亡くなられたのは悲しい。子供のころのオレからすればまさにお笑いの神様だった。
長寿番組ともなったどうぶつ番組ではいつも明るく優しい志村園長。そして自分の芸に関しては厳格さを持つ人でもあった。

新型コロナウィルスが蔓延し始めた矢先に亡くなられてしまったのは本当に大きな衝撃だったし、「ウソだろ･･･」という喪失感も強く、もうコントやどうぶつとの触れ合う姿で元気な姿を見ることができないのかと涙も滲んだ。

ただ、コロナ禍においては悲しみに沈んでいるワケにもいかず、教訓としてより一層感染拡大防止につとめなければと胸に刻むことになった事件でもあった。
そんなこんなで緊張感のある生活が続いたせいか実感を得る間もなく、悲しいけどまだそんなに悲しくないようなそんな感覚だった。
高木ブーさんの言葉どおりかもしれない。「志村は死なないの。ずっと生きている」

それで、亡くなってどう思うかという問いに反射的に否定的な態度をとってしまった。こんなときに彼の死を思い起こさせないでくれ！って感情が前に出たのだろう。
まったく大人気ない。

「すごく悲しいよ、でも志村さんはオレの中じゃ死んでないんだよって。 でもやっぱり悲しいね。」って寄り添ったうえで、故人を偲ぶのも適当な時と場所があるんだよって諭してみることができたらよかったなと。

ネットは現実社会以上に色んな性格の人と交流できる場だ。
老若男女は当然、自分を陽キャ側だと勘違いしているヤツ、紳士ぶってるマウント重視な人間、うとましく思われようと攻撃的な口調でストレスを発散する人間までさまざま。
それでも中には（ネット上では）優しい人もいる。本当にさまざまだ。

リスナーはおそらくまだ子どもなんだろう。きっと志村さんが亡くなって悲しいのは確かだと思う。
そんな子に頭ごなしに叱ってしまってはただの怖いおじさんになってしまう。最低限、変なおじさんを目指すかスルーすべきだったのに。

自分だって子どものころは大人からワケもわからず怒られた思い出が何度もある。
きっと自分が悪いことをしたり、空気の読めないことをしでかしたのだろうと今は分かる。

でも子どもというものはそんなに賢くはないし、自分の都合の良いように記憶やイメージを改ざんできるプロフェッショナルでもある。（どっちかっていうと忘却のプロか？）

もしかしたら徒労に終わるかもしれないが、ちゃんと話しを聞いて、気持ちを汲み取り、必要なら諭してあげる。
昔そうしてもらえたらなと思ってたのに、いまこうして自分自身がそうできなかったことに忸怩たる思いがこみ上げるのである。

普段は荒らしやキッズに対しておおらかな態度を気取ってはいるが、肝心なときにコレなのだ。面目もない。


まぁ、というわけで未熟な配信者ですまん！ という懺悔のようなブログでした。
お気持ち表明しても気分は晴れないが、それでも書いておかねば腑に落ちない。

それじゃぁまた～。