ブログを更新しようと思いつつも、ずいぶん後回しになってしまった。
というわけで、正月に遊びにきた姪っ子らと遊んだ
『マドリカ不動産』というゲームについての感想。
『マドリカ不動産』は現在ニンテンドースイッチでダウンロードソフトとして販売されているゲーム。
いわゆる謎解き脱出ゲームみたいな感じなのだが、特徴的なのが
ゲーム画面とプリントアウトした間取り図を見比べつつ謎を解くというデジタルとアナログのミックスだ。
部屋のカタチ、ドアの位置などが重要なヒントに。
間取り図は公式サイトのURLやQRコードを読み取ってダウンロードできるPDFを印刷すればOK。
ちなみに、ゲーム中いつでも-ボタンでモニタに間取り図を表示できるほか、スマートフォンに表示する専用アプリもあるので、近くにプリンターがなくて印刷できないって人もなんとかなる。
(ただし、一部のステージは紙に印刷された間取り図がないとかなり解きづらいものがある)
ルールは単純で『部屋や間取り図に書かれているヒントを読んで謎を解明する』だけ。
まずはスティックやボタンを使って周りを見渡しヒントを探すのが第一歩。
チュートリアル的なワケありの不動産で基本ルールを理解しよう。謎はかならずニンテンドースイッチのJoy-con(L/R)の上下左右ボタンとABXYボタンを入力する
「呪文」となるため、間取り図に用意されている「呪文をメモっておくコマ数」もヒントになる。
目を閉じて呪文を唱える・・・すると道が開ける!さっき言ったとおり、謎を解くためのヒントはゲーム画面と間取り図の両方に書かれているので、二つを見比べて答えを出すのが基本。
ゲーム画面だけでは答えを出しづらいが・・・ 「間取り図」には実際の間取り図以外にも重要なヒントが書かれている。とまぁこんな感じのゲーム。より詳しく知りたい方は↓の公式サイトでチェックしてみてほしい。
<<マドリカ不動産の公式サイト>>開発しているギフトテンインダストリ株式会社は、他にも視覚障害の有無に関わらないボードゲームや、スマートフォンを使ったARやVRによるデジタルとアナログを複数人で同時に楽しむボードゲームを制作しているので興味があったら覗いてみるといいかも。
<<ギフトテンインダストリの公式サイト>>【みんなで遊ぶと・・・?】
さて、ここからが本題。
今回、小学生(中学年と高学年)の二人とオレでこのゲームに挑戦したのだが、Joy-conは左右一つずつ二人に持たせた。
オレは間取り図を印刷した紙と鉛筆、もちろん消しゴム。それとハサミを用意。
(ハサミは一部のステージで使うと謎が解きやすくなる)
最初は簡単な謎解き(というか操作方法のチュートリアル)でゲームのルールを覚える。
そして本格的な謎解きが始まると、このゲームの真骨頂。
「画面上のヒント」を見て、それを「紙の間取り図」に書き留める。この 書き留める=メモる という行動がマドリカ不動産の楽しさの一つだと思う。
最近はスクリーンショット機能の充実でいちいちメモ帳やホワイトボードなどにメモっておく必要もなくなったが、じっさいに紙に印刷された間取り図が目の前にあるのだからそこに書くのがとうぜん。
「(ヒントを見つけて)このヒント書いといて~」「ABXY・・・(かきかき)」という感じで自然と役割分担が生まれる。
ところが、メモをとる人間というものは最初自分の好き勝手にヒントを書き込んでいく。丁寧さは皆無だ。
とうぜん間取り図が印刷されているA4サイズの紙には余白の限界というものがあるし、画面に表示された複雑な図形や記号は自分だけが分かるような簡略化をして書き込む。
するとみんなでヒントを見直そうとしたときに、ゴチャゴチャして何が書かれているか分からない状態になってしまった。
「これ(△)なんて書いてあるの?」 「これはA」「これ(△)なに?」 「これは△(うえ)」といったやり取り(コミュニケーション)がマドリカ不動産をみんなで楽しむ醍醐味だろうか。そのうち、どこで見つけたヒントかを分かりやすいように線をひっぱって書き記すようになったり、みんなで話し合って記号に名前をつけたりして共通認識の確認をするようになる。文化が生まれた。
そんなこんなでアナログな要素とコミュニケーションを楽しみつつ、肝心な謎解きはというとこれが意外にそれぞれの役割を発揮した。
上の子は論理的な思考が好きで、ドアの位置などから部屋を割り出したり、記号からボタンを導くのが上手かった。
そして下の子は小さいヒントを目ざとく見つけたり、直感的なひらめきを出すことに優れていた。ハサミを使って間取り図を切り取る作業は楽しそうだった。
オレはというといかにもゲームらしい部分(たとえばニンテンドースイッチのカタチを模したヒントなど)をそれとなく教えたり、子どもが面倒くさがって書きたがらないような図形を担当した。(オレだって面倒なんだぞ)
まさに三人よれば文殊の知恵というものか、仮にオレ一人で遊んだら頭を悩ませてしまったであろうステージも、子ども達の柔らかな脳みそのおかげであまり詰まらずに進めた。
正月休み中にいくどかプレイして(こどもだって正月は忙しいのだ)合計12ステージをクリア。
チュートリアル含めて全部で20ステージらしいので、折り返し地点といったところ。
個人的な感覚でいうと、中学年より上の学年でないと十分楽しむのは難しいかなと感じた。
論理的な思考はもちろんだけど、間取り図を見て自分の位置がどこだとか見ている方角はどっちだとかそういう立体をイメージする能力もいるし、不等号といった低学年では習わないような知識もいる。
これから先がどれぐらいの難度になるかは分からないが、一筋縄にはいかないことは確かだろう。
【まとめ】
デジタルとアナログを融合させた謎解きそのものを楽しむというよりは、複数人で遊ぶことを前提としてコミュニケーションのほうに楽しさの重点が置かれているゲームだと思う。
それぞれの得意分野を活かせるようにステージごとに違う趣向がこらされているのは好印象。
みんなでワイワイ協力して謎を解くというのは存外楽しい。世に言うリア充らが遊ぶというリアル脱出ゲームがわりと人気なのも少し分かる気がした。
というわけで、オススメするのは以下の条件に当てはまる方。
・間取り図を紙出力できる。
・2~4人ぐらいで集まってプレイできる環境。
・子どもと大人など、世代が違う人間が集まるとより良い。
ぶっちゃけ、オレはかなり理想的な環境でこのゲームを楽しんだ気がするなー。
というわけで今回はこれまで。わりと長い記事になってしまった。
1. トラヲさんの謎解きゲーム実況……
子供とわいわいやるのも楽しいですよね。
私も最近そういう機会が増えてて、協力の時は子供を応援して、対戦の時は大人げなく戦ってます。(案外「余裕で勝てる」というわけじゃないので、ちゃんと戦って負けることもあるので)
しかし、トラヲさんの脱出ゲーム系の謎解きゲーム実況も見てみたいですね。
私、結構そういうゲームだいすきなので。見るとなると、ぐだっちゃう場面も多くなると思うので編集が必要になりやすいとは思いますけど。
機会があれば期待してます……!
(因みに私がやったことある数少ない脱出ゲームの中で個人的に好きなのは「善人シボウデス」ですね。前作と次作もやってますが)
ところで、ここからが本題みたいなところがあるのですが、動画コメントでも言った通り別名義で実況始めたのですが、トラヲさんはマイク何使ってますか?
マイク同じにしただけでどうこうなる話ではないと思いますが、参考程度に知りたいなと思いまして。
(参考程度に、私は生放送メインなので「あとで編集して調整する」は難しいです)
もしよければ教えてくださるとうれしいです。
トラヲの謎多きゲーム実況と空目した。
最近思うようにいかず、やる気が空回っている日々でございます。もやもや。
>子供とわいわいやるのも楽しいですよね。
ゲーム慣れした大人相手に善戦するとは・・・おそろしい子!
>しかし、トラヲさんの脱出ゲーム系の謎解きゲーム実況も見てみたいですね。
脱出ゲーム好きなんだけど、わりと本気で詰まっちゃうものも結構あったりw
ゲーム中にヒントがなくて一般教養的なものを求められるとツラい。義務教育の喪失。
(ヒントを見落としている可能性も高いけど・・・)
ただこれ系はどうしても謎解きとストーリーでゲーム性の9割を占めるので、動画にしちゃうと怒られそう感あるw(どんなものでフツーは怒られるはずだが)
>(因みに私がやったことある数少ない脱出ゲームの中で個人的に好きなのは「善人シボウデス」ですね。前作と次作もやってますが)
あー聞いたことあるやつだ。 三部作とはなかなかすごい。
Steam版あったので、とりあえずウィッシュリストに収納。
>ところで、ここからが本題みたいなところがあるのですが、動画コメントでも言った通り別名義で実況始めたのですが、トラヲさんはマイク何使ってますか?
オレは変わらず一昔前の安物USBヘッドセットを使い続けてます。バンド部分は破損してしまい、もはや頭に装着することはできません(!) ちなみに当然製造終了品。
ちなみに複数人用(と、チャット用)にスタンドマイク、多少自分が動いても大丈夫なようにピンマイクなども持ってますが、これらはSONYの低価格帯のやつを使ってます。アマゾンとかで一番上に出てくる定番商品ってやつ。どっちもあまり使う機会がないけど・・・。
結局、スタイルに応じた利便性を考えれば最適なマイクにたどり着くはず。
(基本一人だから指向性だとか、大きく入りすぎた音や声を自動的に排除してくれるとか)
まぁとりあえず、しっかり声が拾えるやつならへーきへーき。
ゲーム実況ならゲーム音とのバランスが一番大事かも。
あとは余計なノイズが乗らないように環境音に注意するぐらいかな。
っていうか、生主の経験値ほぼありませんので、まさに釈迦に説法! ひらにひらにー。