地元近くのゲームセンターに、アイカツ!の芸能タレントとのコラボカードを配っているところがあって、
アイカツ好きの親戚の子に、
女児「ぱるるのコラボカードもらってきて、くれる?」
とたのまれたので、
自分「おっけー」
と安請け合いしてしまったのだが、
基本的に女の子しかいないような場所にいって「アイカツのカードください!」っていうのもハードル高いなー。
と、思いつつも、世の中にはアイカツおじさんと呼ばれる紳士たちがいるのだからオレ一人増えたところで何も恥ずかしがることもあるまい! とノリノリでもらいにいったところ…
店員さん「申し訳ないのですが、カードの配布は終わってしまいました…」
ガーンだな、出鼻を挫かれた。
10時ごろから150枚配布するって話だったので、ちょっと早いかな?と思いつつ正午ごろにいったのに…。
アイカツ人気をなめてました。
田舎だからってアイカツ戦士たちをあなどっていたっ…!
罰としてアームロックをかけられようかと思ったけど、当然かけてくれる人もいないので代わりにアイカツ関連のお菓子やらカードのついたものを詫びの品として確保してトボトボと帰る。
その後の電話でのやりとり
女児「カードもらってきてくれた?」
自分「・・・あの、その、ちゃんともらいにいったんだけどね、店員さんがもうなくなっちゃったって」
いたたまれないうえ、言い訳がましい。
なぜか子どものころに悪いことして親に叱られている気分を思い出す。
女児「うん、わかった」
頭の良い子だから枚数制限があることも承知している。
きっと親から「カードがもらえなかったら諦めなさいね」って諭されていたのだろう。
自分「いや、ほんとごめん! 許してくれる?」
女児「うん、いいよー」
なにこの天使…ッ!
アイカツが大好きで楽しみにしていたはずなのに、この寛大な心!
このような子どもの夢を壊し、その心を傷つけた罪は…特に重いっ…!
自分「本当ごめんね! 代わりにアイカツのお菓子とか買っておいたから!」
我ながらこいつ最低だw
子どもが欲しがるモノというのは、他の何にも替えることができないと分かっていたのに…
またひとつダメな大人の階段を昇ってしまった。
ちなみに子どもはわりとこういう事件を記憶しているものなので、
おそらく二度とこの女児からこの手の頼みごとをされることはないだろう。
失った信頼というのはけして取り戻せないのである。
子どもと触れ合うことのあるみんなも気をつけよう。 経験者からのアドバイスだぜ…。