強固に守られたOKBゼロ。 MGSといったらやはり敵基地への潜入だな!
重要なメインストーリーなためか全身をアーマーで包んでいる兵士たちであったが、なぜか手足にダメージが通るのでわりと簡単に眠らせることができる。 おまぬけである。
(むしろなぜライオットスーツは防具以外の部分でもダメージが通らないのか)
OKBゼロ最奥で(いつものように)敵に見つかってしまうスネーク。
このシーン、ミュージッククリップみたいに見えてしまう。捕まっていつもの拷問タイムか!? と思いきやわりと紳士的にスネークを案内しはじめるスカルフェイス。
オープンワールドを使った長い距離の移動をしながら『民族解放』作戦について語りだす。
スカルフェイスはXOF実行部隊の一人であったが、同時に『サイファー』による情報統制の犠牲者でもあった。 国と言語を奪われ続けたスカルフェイスは、いつしかゼロ少佐とアメリカに並々ならぬ報復心を抱いていることに気づく。
そしてサイファーの監視を巧みにかわしながら『声帯虫』によって世界中から言語の境界を失くし、『ウラン濃縮メタリック・アーキア』と『サヘラントロプス』による核という共通言語(抑止力)で人類を互いに尊重させようとしていた。 ・・・ということらしい(?)
そのための犠牲となる人間やこれからの代償などおかまいなしだ。 まさに狂人めいた計画である。
スネークは発電所奥にあるサヘラントロプス格納庫へと連れてこられ、スカルフェイスいわく『もう一人の鬼 燃える男』をスネークに引き合わせる。
近寄られたときのドキドキ感。 QTEを警戒するもTPPにそんなシステムは無かった。ところが、燃える男を念動力で動かしていると思われる(?)宙に浮く少年が踵を返し、サヘラントロプスを起動。 燃える男は強制されたか自意識か、あっけなく轢き殺されてしまう(細かい描写なし)
これはスカルフェイスにとっても意外なことだったらしい。 うろたえたXOF部隊による射撃もどことなく宙に浮く少年を感知していないかのようなのが気になるところ。
これほどの報復心をッ! 誰がァァァーーーッ! ってところ好き。かくしてサヘラントロプスは起動した。
#37 サヘラントロプス第一部完ッ! 小島カントクの次回作にご期待ください!もしかしたらサヘラントロプスはヒューイの言っていた通り「動かせるわけがない」状態だったのかもしれない。 しかし、宙に浮く少年のチカラによるものかサヘラントロプスは起動し、あたりかまわず攻撃を開始する。
サヘラントロプスとスネークの死闘はダイアモンド・ドッグズの支援のかいもあって辛くもスネークが勝利する。 最大の貢献者は間違いなくウマである。
あと、意外ともろかった装甲。 普通にロケット弾効くじゃない!
腐食性アーキアをエリア全体に撒いてくるとはたまげた。 前から思っていたが、なぜスネークの持つ武装は腐食されないのか気になる。 特殊なコーティングでもしているのだろうか。
夜中に始まった戦いがこの紅さを通して日が昇り始める演出には内心盛り上がった。そして、スカルフェイスのもとへ降り立ったスネークは9年前の借りを返す。
鬼気迫るカズの報復心と仲間たちの残念が、スネークに衝撃の復讐を遂げさせる。しかし気になることもある。
宙に浮く少年が『英語株』の声帯虫入りのアンプルを持ち去っていったのだ。
3つのうち一本は炎の中へ、ひとつはイーライへ、最後の一本は・・・?スカルフェイスの残した『報復心』はどういった形で今後現れてくるのかが見所だろうか。
というわけで第一章はこれにて完了したが、あくまで実行部隊であったスカルフェイスに復讐を遂げただけ。 黒幕であるサイファーはいまだ存在している。
カズの幻肢痛は癒えることはなく、より激しい報復心を燃え上がらせているようだ。
そしてネタバレ満載の次章予告! カズじゃぁないが「コジプロを疑え!」と自分に言い聞かせておこう。
第二章は『種』 どういうストーリーが展開されるのか楽しみだ。
1. 無題