関ヶ原の決戦前夜、島津義弘は移動で披露している徳川軍を夜襲で叩こうと石田三成に提案する。
しかし三成は一瞥もなく、そんないちかばちかの賭けにでるわけにはいかないと一蹴する。
叔父上のかんがえたさいきょうの策だぞ!三成の傲慢さは外から見るとよく分かる。
史実ではこのことが元で、関ヶ原の戦いにおいて島津は戦闘に参加しなかったといわれているが・・・
書状を見ながらでも会話はできるという理屈は分かるが、それが通るかといえばそうでもないのが現実。
元々三成はこういう性格だったのか、徳川家康との決戦を控えて珍しく緊張していたのか。
なんにせよ人の心を掴むことに時間のかかる御仁だったらしい。
スゴイシツレイ! これにはさすがの島左近も苦言を呈すほどさて、合戦はおおむね前回の石田隊の話と同じ流れで進み、西軍は総崩れとなり敗北必至となった。
バカな・・・三成・・・三成ーーーッ!退路も断たれ、このままでは包囲されて攻め潰されるのは明白。
ここで義弘は、敗走するにも島津の戦を家康に見せつけようと敵中突破の大バクチを打つ。
島津は諦めない!ここからカットシーンでは久しぶりに無双らしいアクションを連発。
島津豊久の攻撃を井伊直虎と本多忠勝が受け、続く義弘の攻撃も難なくはねのける。
忠勝やっぱつぇぇぇ。混乱する徳川陣営に乗じて引く島津。 しんがりは豊久が買って出ることに。
プレイヤーとして戦っているときや、会話シーンではおどおどした?感じの直虎だが、
このカットでは勇ましい姿が見られてカッコいいな!
特撮ヒーローばりのとび蹴り!普段とのギャップがあってときめきます。
豊久を落馬させ、トドメはマウントをとってからのコブシという渋さ。
我々の業界ではご褒美になる可能性がいくばくか!でもやっぱり島津は諦めない!
どこからか取り出した火縄銃で直虎に一矢報いる豊久であったが、直後本多忠勝の馬上攻撃によって命を落とすことになる。
諦めたら・・・そこで無双終了ですよ。父親代わりでもあった義弘の言葉どおり、戦場にて立派に散った豊久。
彼の活躍もあり、壊滅的な被害を受けながらも島津義弘は地獄を脱することに成功する。
武人としての本懐を遂げ、戦場の花と散った豊久。 その死に顔は安らかであった。鬼島津の戦を見せ付けたことによるものか、関ヶ原ののち徳川家康は島津に対して本領安堵としたのだった。
関ヶ原の戦いの熱いところは、徳川家康も一歩間違えれば戦局を揺るがすようなバクチを何度も打っていたところ。
あの状況で小早川が動かなかったら? 毛利が徳川を攻めてきていたら? 島津の提案を三成が受け入れていたら?
徳川家康もかなりのバクチ打ちだったといえるのだろう。
てなわけで西軍の関ヶ原には特別なシナリオがいくつか用意されてるみたい。
ミッションもそれぞれ用意され、なんと合計30個弱。
島左近や立花誾千代などにも専用のミッションが用意されているのかもしれない。