戦国無双4実況その63です。西軍を率いる石田三成、大谷吉継の視点で関ヶ原の戦いに挑む。
義は我らにあり! 豊臣の天下を我がものにせんとする逆臣・徳川家康を討ち果たせ!全国各地を戦場に見立てた日本最大級の大戦がいま幕を開ける!
キャー! みっちゃんステキー! あんなクソ狸なんてやっつけちゃってー!
心身を捧げた主君、豊臣秀吉の死――。
主君との別れの悲しみを政務に当てることで気を保っていたが、それが仇となり、もとより不和であった加藤清正・福島正則らと決定的な亀裂を生んでしまう。
さらに豊臣秀吉亡き後に馬脚を現した徳川家康に対して三成は大きな怒りと焦りを感じていた。
彼我の器と戦力差、覆せないほどの差があるのは本人が重々承知している。
石田三成は理詰めで動き、利を得る男・・・のはずだったが、しかしどうしても豊臣の天下を守りたいという一心から、徳川家康に対抗することを決心する。
義の誓いを結んだ真田幸村・直江兼続を頼り、全国各地にて徳川軍をけん制しつつ、本命である家康を討ち果たす壮大な計略を導きだしたのだが・・・。
会津征伐へ向かう途中の大谷吉継を味方に引き入れたい三成は率直な気持ちを吉継にぶつける。
戦国無双4では、藤堂高虎からの書状によって疑いをもたれた吉継に対し、三成がうっかり書状を火の中に落としてしまうというミスをやらかし、結果として吉継を助けたことがあった。
そういったこともあり、いまや二人は互いに信頼を寄せ合う仲でもあったのだ。
皆で築いた豊臣の天下・・・しかしその中心人物たちは三成の傍にはいない・・・。
吉継は流れに逆らってまでも家康に抗わんとする三成の姿に、かつての主君の姿を見たのだろうか、共に徳川との戦いに挑んでくれることを約束してくれた。
抗おう! 凄絶に!大将の才はないと断じておきながら、そんなお前を支えたいという・・・落として上げる恐るべき殺し文句である・・・!
その数日後、加藤清正が決戦間近の三成に会いに来る。
豊臣の天下を安定させられるのは家康だとにらんでいたため、三成とのあいだには深い溝が残ったままであった。
お互い、豊臣の天下を第一に考えていたが、なるべくして道は分かれてしまっていた。
いやいや、お互いもうちょっと腹わって話しましょうや!吉継さんのときと対応違いすぎない?!不器用すぎる三成が悪いのか、鈍感すぎる清正が悪いのか・・・
しかし、一度ギクシャクしてしまった関係を修復するのは大の大人でも難しいことだよな。
・・・いや、さすがに命をかけた戦に挑むってのに・・・
ここまでくると立派立派。
まるでロボットアニメの主人公と敵ヒロインのような意識の違いがおもしろ・・・いや哀しい!
そんなわけで関ヶ原の戦い、開戦である!
いやーやっぱ三成はカッコいいなぁ。
戦国無双での性能はちょっと使いづらいタイプだけど。 馬鹿には扱えぬのだよ!そして案の定、敗北。 いや~さすが地獄の高難度。 ダメージがハンパないな。
ちなみに一回目はプレイヤーが画面見てなかったせいです。無双極意しか能の無いみっちゃ・・・いやプレイヤーの補佐をして、うまく戦局を運んでくれた大谷さんグッジョブ!
(ゲーム的な)流れに乗れば、戦略も当たるだろうさ。あわや本陣に敵がなだれ込むすんでのところで加藤清正・福島正則を撃退し、そして大谷吉継の旧知、藤堂高虎との激突も制した。
しかし奮戦むなしく、島左近が倒れたことをきっかけに流れは完全に東軍へと傾く。
家康の首をとるどころか先陣をしのぐことすらままならないとは・・・
西軍は総崩れとなり、敗北の流れを感じ取った吉継は藤堂高虎に介錯を頼むと自刃しようとする。
抗いたいと思うことに抗うのもまた凄絶・・・生きてこそ人に価値はあるのだと高虎は説得するが、夢を追い続けた人生に納得した吉継は潔く死を受け入れるのであった。
潔い散り様もまた将という花の美しさ。一方、石田三成は敗走し、満身創痍で佐和山を目指していた。
このまま再起不能となってしまうのか・・・三成を追う輩が地元の者を連れてきて本人か確認をとろうとするも、民、意外にもこれを黙秘。
この娘っこけっこうカワイイよな。(呑気)偽ろうが偽らなかろうが捕縛する気まんまんであろうに。
つーか、このサンシタども、オレの三っちゃん知らないとかマジかよ!
石田三成は自他ともに厳しく当たる人物で有名だったらしいが、不思議と部下や地元の人間からは慕われたという。
頭脳明晰でありながらも、肝心なところは人間くさいところが憎めないタイプだったのかも。
しかしこの三成、目の前で民が切り捨てられるところを黙って見過ごすような男ではない!ヒューッ!義には義をもって応える。 最後まで変わることの無かった三成の生き様であった。かくして三成は刑に処され、関ヶ原の戦いは東軍の大勝利に終わる。
あくまで豊臣への逆臣を討つ戦いというタテマエであったのだが、実質上の天下分け目の決戦は徳川が制し、時代は大きく動いたのであった。
はぁ・・・三っちゃんも逝ってしまったし、オレの戦国無双はこれから欝展開まったなしだよ。
石田三成の章はフツーに敗北する終わりでなんとも救いがない。 ある種潔くていいけど。
無双シリーズっていうとやっぱ
俺 こ そ 最 強 みたいな中二スピリッツ溢れるところが好きだから無力さにうちひしがれる結末は哀しいのぅ。
てなわけで残る戦場はあと一つ。 長きに渡った戦国無双4も終わりのときがやってきた。
1. 切れ者・石田三成
そうそう、みっちゃんは意外と周りからは慕われているんですよ。それでも自分の性格が仇となったのか。わたしも三成は嫌いじゃないです。orochiのほうでも活躍してますよ。ちなみに、史実において三成を発見したヒトは苗字が田中だったそうな。