もはや時代は徳川である。 しかしそれに抗い続ける者と、次の世を見据える者達のドラマがある。
そこへ颯爽と現れた、戦場に咲く一輪の花! 信之…お主とはいい酒が飲めそうよの大坂の陣の悲壮感もどこへやら。 信之・稲夫妻はあいかわらず仲良さそうでなりよりです。
それはさておき、上杉を守るため徳川に与することとなり、友である真田幸村と戦うことになった直江兼続は悩んでいた。
そりゃぁニコニコしながら戦争なんてやれませんよ!弱きに寄り添い助けとなるのが上杉の精神であったが、現状はまるで正反対のことをせざるを得ない・・・。
そこへ関ヶ原にて友と戦った藤堂高虎が一喝。 散っていく友のため生きるのだと強く諭すのだった。
COOLな高虎がHOTになっちまったぜ早川殿も似た悩みを抱えていたが、二人のやりとりを見て甲斐姫と戦う決心がついたようだ。
家族と戦うことは戦国乱世の悲しき定めか。悩みを抱えながらも戦い始めればいつもの兼続。「義と愛が戦う力をくれるのだ!」
兼続さんが楽しそうでなによりです。そんな兼続はほっといて、早川殿はやはり鬼に成りきれず甲斐姫と戦うことに躊躇してしまう。
覚悟を決めている甲斐姫は早川殿を一喝。
もともと男前な甲斐姫が、獅子の魂を引き継いでいっけん最強に見える!そして大坂の陣といったらコレ! というお約束のように行われる秀頼脱出イベント。
豊臣の天下、たった二代で終わるか…一見、秀頼の無様なイベントのように見えるが、脱出を許すと即敗北という厳しいミッション。
プレイヤー自身が向かわないとダメなのでけっこうタイヘン。
そして真田幸村と直江兼続、ともに義の誓いを果たしたものたちの戦いも決着。
すまぬ幸村! これもまたミッションなのだ!「日の本一のつわもの」真田幸村は戦場にて散り、ついに天下泰平の世が。
戦国乱世を締めくくるに相応しい武士の最後であった。友や家族を失いながら泰平の世を目指した者達。
柳生さんは…よくわからんけどね! あと早川殿だけ浮いててカワイイな!幼少時代から耐えがたきを耐え忍び、武田にはボコボコにされ、信長には無茶難題をふっかけられたあげく子の腹を切らされ、秀吉には出世競争に負けたりと、数々の重荷を背負い一歩一歩と歩いてきた徳川家康の粘り勝ちといえるだろう。
それもまた英傑たちの背中を見て、その才を吸収して辿り着いた成果でもあるはず。
泰平の世も、乱世なくしてはありえなかったとは皮肉なものだ。
というわけで戦国無双4のメインストーリーはこれにてほぼ完了!
戦国4はだいたい史実に沿った形で進んでいくものだったが、
最後に残った武将たちは、大切な存在を失いながらも前を向いて進んでいる者たちばかりとなっている。
重荷を背負いながらも次代を目指した者たちの想いの集結こそが戦国無双4天下統一編の最高潮なのではないかと思う。
でもゲームのほうはエクストラエピソードを用意してくれてるようで、まだまだ遊べるみたい。
最初は個人じゃなくて勢力別ってどうなの~?って思ったけど、意外とシナリオ多いな!
それじゃぁまたいつか会おう!
勝利のポーズ、決め!
1. そして、次へ
やっぱ戦争は哀しみしか残らない・・・てかせめてゲームの世界くらいIFルートあってもいいんじゃないですか!三國無双7のあれはどこにいった!!