長々とテキストを読むのがニガテな人はいつものように一番下のまとめに飛ぼう。【ピクミン3とは】
未知の惑星を探索するために、それぞれ特性の違う生物「ピクミン」たちに指示を出して、さまざまなミッションをこなしていくゲーム。
ジャンルは「AIアクション」 WiiU対応ソフトで2013年7月に発売された。
操作方法は、WiiU GamePad、Wiiリモコン+ヌンチャク、WiiUPROコントローラに対応。
WiiUGamePadのみでのプレイも可能。
更新データ配信でGamePadでのタッチ操作を主とするプレイにも対応した。
ピクミンたちに的確な指示を与えて、効率良く仕事をさせるのが主目的。
食料を運ばせたり、惑星に棲む原生生物を倒したり、カベを壊して道を作ることができる。
ピクミン3の特徴として、3人の主人公(リーダー)が登場する。場合によってリーダーを上手く切り替えつつ、それぞれで分担作業をしたり、1人では行けないところでも2人なら辿り着くことができる。
さて、いつものことだが公式サイトではこのゲームを丁寧に分かりやすく解説してくれているので、
ピクミン3に興味があるのなら是非見にいってらっしゃい! →
ピクミン3公式サイトへ
【ストーリー&世界観】
無計画な気質が原因で食糧危機を迎えてしまった「コッパイ星」の住人たち。
食料のある惑星を求めて宇宙探査機を放ち、遠く離れたところに有力な「PNF-404」と呼ばれる星を発見する。
そこに3人の専門家、若きエンジニアであるアルフと、生物学者のブリトニー、船長であるチャーリーが送り込まれたが、着陸直前に謎の事故が発生して3人はPNF-404へと不時着することになってしまう。 しかも不時着したときのドタバタで宇宙を高速移動するのに必要な「ワープドライブキー」を紛失してしまったのだ。
ここから食料となる果実とワープドライブキーを探し求める冒険が始まる。
というあらすじ。
そこで主人公たちはピクミンらに出会い、互いに利用しあうカタチで冒険を進めていくというもの。
食糧危機からPNF-404に来たことや、ピクミンたちとの共生関係なんかはビミョーにリアルで面白い。
【ピクミンとの共生】
ピクミンはリーダーが「対象」に投げつけることで自動的に仕事を理解して行動する。
「果実」に投げれば船まで運び、「原生生物」に投げれば勇猛果敢に戦う。
「カベやタテ穴」に投げれば、破壊したり地中のアイテムを拾ってきてくれる。
対象によって投げるピクミンの種類や数、場所をうまく調整できるかどうかがこのゲームを攻略するカギとなる。
そしてピクミンたちは良くも悪くもプレイヤーの言うことを忠実に実行し続ける。
果実を運んでいる最中のピクミンたちが原生生物に襲われたりしてもひたすら指示をこなそうとするけなげさ。
たとえ目の前にカベがあったとしてもプレイヤーのほうへ向かってこようとするひたむきさ・・・。
まだ戦っている最中なのに、倒した原生生物を勝手に運び始めて戦線を離脱したり・・・。
ってもしかしてピクミンって阿呆なんじゃぁないの?!・・・公式サイトにはこう書かれている
\思い通りに動かないこともあるけど、ピクミンは一緒に冒険する大切な仲間です/どうにも憎めないのがピクミンの魅力の一つなのかも。
【WiiUならではの遊び】
主人公達はGPADと呼ばれるGamePad的な情報端末を持っていて、リアルタイムでピクミンたちの位置や行動している状態などを把握することができる。
また、ゲームを一時停止しつつMAPをフカン視点で眺めたり、遠くの様子を見ることができる。
このへんは二画面のシンプルな使い方をしていると思う。 無理にこだわった使い方してないぶん悪くない。
【ピクミン3ならではの特徴】
ピクミン3の最大の特徴でもありゲームとしても面白い要素である
「マルチタスク」アルフ、ブリトニー、チャーリーの3人のリーダーをバラバラに行動させて、違う場所で仕事をすることができる。
例えばアルフチームが果実を運んでいるあいだに、ブリトニーチームが他のピクミンを使ってカベを壊し、原生生物との戦いをチャーリーチームが担当する・・・なんてこともできる。
ゲームはGamePadを使って一時停止させることができ、それぞれのリーダーを「ここまで移動」というシステムで自動的に移動させることができる。
移動中は他のリーダーをプレイヤーが的確に動かして難しい仕事を処理することも可能。
このマルチタスクを最大限活用することができれば、段取り上手のステキな上司になれるかも。
【ピクミン3の良いところ・好きなポイント】
☆グラフィックが見やすくキレイ。基本的に斜め見下ろし型のカメラ。
ごちゃごちゃしすぎず、重要なポイントは見やすく配慮されている。
☆ユニークな原生生物たちピクミンたちを食べてくる凶悪な原生生物もどこかしら愛嬌があるようなないような個性的なデザインがなかなか良い。
☆優れたレベル(MAP)デザイン探索するMAPは一定のピクミンでないと破壊できない「カベ」や、二人以上でないと解けない仕掛けなどでさえぎられている。
そこで新しいピクミンやクルーを仲間にして、特性を活用して探索エリアを広げることができる。 この分かりやすさは冒険の楽しさに繋がるし、同時にピクミンの運用の基本を学ぶこともできる。
なんといっても探索の楽しさは指折り。
果実を探すのはもちろん重要な使命だけど、惑星各地に散らばっているヒントや残された日記を集めたいがためにピクミンたちを置き去りにしてまでも探しにいきたくなるほど。
このへんは箱庭系や探索系ゲームを数多く手がけてきた任天堂のクオリティが光る。
☆「ここまで移動」の利便性。探索した範囲なら移動を指示できる「ここまで移動」は自動的にルートを判断してくれる。
水中に入れないピクミンがいる場合は水場を避けて移動してくれるし、水上を移動できるハスに乗るタイミングなども全自動。
何か問題があったときは「ここは行き止まりだな!」とか「原生生物に襲われている!」などの通信が入る。
☆「過去に戻れる」ピクミンを大量に死なせてしまたり、ムダな一日を過ごしてしまったと思ったとき、「過去に戻る」を使って過去の記録からやり直すことができる。
かつての失敗を無かったことにして、輝かしい栄光だけを手にすることができる・・・なんてステキなのだろう!
☆登場するキャラクターたちの細かい会話や演出がいい。プレイヤーは一日をはじめるまえにクルー同士で会話したり、独り言で現在の状況を確認することができる。
また、一日の終わりにはこれまでの冒険を振り返るレポートがある。
これまでのストーリーを振り返りつつ、次にやることが分かりやすい。
特に何も無い一日を過ごせば、キャラクターの個性に合わせて冒険のヒントを教えてくれたりする。
世界観を楽しませつつ、プレイヤーへの配慮も忘れない・・・一見地味だけど個人的に大きく推したいピクミン3のステキポイントの一つ。
☆楽しいだけではない、厳しい自然界での戦い原生生物との戦いはもちろん死と隣り合わせ。
原生生物は止まってなどいないため、正確に投げたつもりが着地までのタイムラグでかわされたりするし、
ピクミンたちの特性を考えずに投げまくっても、あえなく食べられてしまうのがオチ。
適材適所を考えつつ、冷静な投げ分けをすることがピクミン3の戦闘の醍醐味。
戦闘以外でもプレイヤーがうっかり水に落ちれば、つられてピクミンたちは水中に没する。
群れからはぐれて夜を迎えたピクミンは、夜行性の原生生物に容赦なく食べられてしまう。
小さな衝撃でも爆発するバクダン岩をピクミンと間違えて投げたりすれば大惨事である。
全ては厳しい自然のせいなのだ。 けしてプレイヤーだけのせいではない・・・っ!
☆BGMの巧みな効果どこかで戦闘が始まったり、近くに原生生物がきた場合はBGMが戦闘用に切り替わる。
古くから受け継がれているシステムだが、マルチタスクのあるピクミン3との相性はバッチリ。
プレイヤーが視認していないところでの情報源として活用できる。
☆本編後のミッションモードストーリーとは関係なく遊べるモードで、一つのエリアを集中的に攻略する。
けっこうやり応えがあって楽しい。 思う存分「ダンドリ力」を身につけることができる。
【気になるところ】
☆投げるピクミンの種類を表すアイコンが一部しか表示されない。3種類ぐらいまでしか表示されないのが個人的に気になる。
一部といわず、全部表示してほしい。
☆一色のピクミンを投げきると、自動的に次の種類に切り替わる。気持ちよくなっちゃっていっぱい投げていると、いつのまにかバクダン岩をピクミンたちのど真ん中に投げちゃったりすることも。
危険なアイテムを投げないようにできるセーフガード的な設定とか欲しい。(こういう「うっかり」の危険性があるのもピクミン3の面白さの一つなんだけどねw)
☆投げるボタンを押したときではなく、離すときにピクミンを投げる。これしばらく気付かなくて「えいっ」と気合を入れて投げようとしたら投げられないこともあった。
少々タイムラグが発生してしまうのも気になる。
長押しすると軌道や飛距離が変化するってわけでもないようだし・・・。
なんか、投げることばっかり書いているようなw
まぁ、
どれもプレイヤーが丁寧に投げればいいだけの話なんですけどね。☆水面に浮かぶハスや植物のスライダーなど行動不能になるところでPauseやリーダー切り替えが効かない。安定している地面じゃない場合はこれらの行動に制限をつけるようにしているのだろう。
ただ、マルチタスクがウリのピクミン3で何も出来ない時間があるのは解せない仕様といえる。
大きな不満点はこれぐらい。
あと、あえて細かいところをつっつくと・・・
☆ヌンチャク振りの判定が残りやすい。Wiiリモコン+ヌンチャク操作だと、ヌンチャクを振って「突撃」「解散」の指示を出せる。
突撃させたあとにロックオンが切れるとなぜか「解散」のモーションをとってしまうことが多々ある。
一時的にロックオンし突撃させてロックを解除するのはよく使う行動なので、このあたり困る。
☆キャラクター切り替え時に一瞬硬直が発生する、少しカメラが追いつくのが遅い。リーダー切り替え時にピョコンとジャンプするモーションがあるため、戦闘中やミッションモードなど一刻を争うときにこのわずかなタイムラグが致命傷になったりする。
(手間はかかるが、Pauseをかけてからタッチ操作でリーダーを切り替えて「ここまで移動」を使えばこのデメリットを封じることはできる)
てな感じ。
ぶっちゃけこれらは「どちらかというと気になる」ところをピックアップした。
【発売後のアップデートによる修正など】
現時点でのアップデート状況。
有料追加コンテンツの配信や、世界ランキングで具体的なスコアの表示などに対応。
GamePadでタッチ操作を主力とする操作方法に対応した。
(簡単にいえば、タッチ入力で直感的にピクミンを投げることができるようになった)
また、自動移動中やピクミンの芽を引っこ抜いているあいだに「Bでキャンセル」という感じのテキストが表示されるようになった。
これによってプレイヤーが操作している状態なのかが視覚的に分かりやすくなった。
地味ながらステキな改良点。
【まとめ】
ピクミンシリーズの核である、ピクミンたちとの奇妙でユニークな冒険。ピクミン3特有のシステムである3人のリーダーによるマルチタスク(分担作業)などが楽しい。ただし、ピクミンシリーズ経験者からすると
「ストーリーがやや短い」「探検できる場所の多様性が減った」などの意見がある。
筆者は初ピクミンだったためか、ボリュームやバランスはちょうどよく感じた。というわけで、
過去にピクミンシリーズを経験したことの無い新規プレイヤーに特におすすめのソフトといえる。ゲームの難易度としては難しくもなく、易しすぎることもなくで、
情報を得るための観察力と経験がモノをいうゲーム性がピクミン3のすばらしいところ。
こまめにマップを探索すればゲームのヒントを集めることもできる。
制限時間ともいえる果実(食料)の数も多く用意されていて、ゆっくりすすめても大丈夫。
万が一のときは「過去に戻る」こともできるので、少しずつでもピクミンたちを上手く導けるようになっていけるはず。
老若男女を問わず、ピクミンたちとの冒険を楽しめるのは最大の長所。 キミは、生き延びることができるか!?以上。
【筆者の個人的な感想】
「違うって! そんなところ投げてないって!」「果実でっけぇ! つーかうまそうだなオイ!」「ちょ、なに勝手に水んなか入ってんのコイツらww」「アッ、投げるピクミン間違えた!」「所詮この世は弱肉強食、強いものが生き、弱い者が食べられる!(おもにピクミンが)」「キャプテーン! ・・・は、まァいっか。」「クマが・・・クマが出たァァァーーー」などなど、
\プレイヤーもピクミンも思うように動かないこともあるけど、みんな大切な思い出です/
1. 初めまして!
初ピクミンだったのですが、何故か怖くて怖くて1日が終わったら心臓バクバクです、、笑
先に情報がないと怖くて進めなくて、YouTubeでお世話になっています!笑
5歳の娘も何かあるとYouTubeでピクミン実況を自分で再生しています!
怖くてラストまで行けるか謎ですが頑張ってみたいと思います( *´艸`)